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前史雄の作品・茶道具の買取を行っております

2016/02/19

前史雄の作品・茶道具買取ます

前史雄は輪島塗の漆芸家で、輪島塗の加飾技法の一つである沈金を最も得意としており、重要無形文化財「沈金」の保持者に認定されています。
沈金は漆器に鑿(のみ)などの刃物で模様や絵を彫り込み、そこに金粉や金箔を貼ったり、摺り込んだりして加飾する技法です。
輪島塗には沈金と同じように金箔、金粉などを使用した蒔絵の技法も発達しており、これには金沢が日本一の金箔の産地である事が大きく関係しています。


茶道具には茶入や棗、菓子器、懐石道具の椀など様々な漆器の道具があり、前史雄の作品も茶入や棗を中心に手掛けており、どれも芸術品と言っても過言ではないほど美しい作品ばかりです。
前史雄は金沢美術工芸大学に在学中には日本画を学んでいた事から、日本画の素養をいかした図案に特色があり、その図案を彫るために新たな彫刻刀を自ら考案しました。
そしてこれまでの沈金の彫り方「線」「点」「こすり」「片切り彫り」の4種類以外にも「角鑿」という新たな技法も考案し、竹林の葉の部分などにこの技法を用いています。
金粉、銀粉などの素材の色彩効果を用いて装飾効果を高め、情感豊かな独自の作風は各種展覧会で高く評価されており、日本工芸会会員として活躍を見せています。


そんな前史雄の作品をお持ちではないですか?いわの美術では前史雄の作品・茶道具の買取を行っており、重要無形文化財「沈金」保持者である前史雄の作品・茶道具であれば高価買取も期待できます。
売却をお考えの前史雄の作品・茶道具がございましたら、まずはいわの美術までお気軽にご相談下さい。




前史雄の作品・茶道具買取について

茶道具は使う事も大切ですが、亭主が揃えた茶碗、茶入(棗)、茶杓などを定められた作法に則って拝見するという役割も持っています。
そのため、茶道具と言えど拝見するにふさわしい風格を持っていなければなりません。
前史雄の作品はまさに美術品と言っても過言ではありませんが派手さが目立つ作品は少なく、茶の湯の席でも控えめながらもしっかりと存在感を感じる素敵な作品ばかりです。
重要無形文化財「沈金」の保持者という事もありますが、前史雄の作品は中古市場でも人気が高く、いわの美術でもモチーフやお品物の状態によりますが、高価買取で対応しております。
基本的に前史雄の作品にはお写真のような銘が刻まれていますので、お手持ちの漆器にお写真のような銘が刻まれていましたらそれは前史雄の作品かもしれません。
また、前史雄の父親である前大峰も重要無形文化財「沈金」の保持者で、前大峰の作品・茶道具もいわの美術ではしっかりと評価し、買取を行っておりますので、こちらもお気軽にご相談下さい。


お問合せの際はどのようなお品物なのか、デザイン、モチーフ、大きさ、共箱や傷の有無、売却を考えている数量などをお伝え頂くと査定がスムーズに進み、メールやオンライン査定であれば画像を添付する事ができ、より詳細な情報が伝わりますので大変助かります。
ぜひ、この機会にいわの美術までお電話、メールにてお問合せ下さい。