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大和保男の茶道具の買取を行っております

2016/02/16

大和保男の茶道具買取ます

大和保男は萩焼の作家として活躍し、山口県指定無形文化財萩焼保持者の認定を受けている実力派です。
そのため、中古市場でも盛んに取引が行われており、いわの美術でも何度か買取を行った作家です。


大和保男は山口萩焼の開祖・大和作太郎の孫で、父・大和春信から萩焼の指導を受けています。
小学生の頃、第二次世界大戦の影響を受け、窯の職人が召集され人手不足になった事から陶工として窯の仕事を手伝うようになった事で萩焼の世界に入り、中学校に上がる頃には一人前の職人に成長していました。
その後、京都の臨済宗東福寺塔頭に2年間の住み込み、ここでは多くの陶芸家や画家と交流を持つ事ができ、自らの萩焼の表現方法を探るようになり、職人から作家への道へ進む事を決意しました。
こうして塩釉(しおくすり)の技法を使った大和保男独自の表現を手に入れ、光風会展で受賞すると新しい造形を主軸として数々の受賞を重ね、日本伝統工芸展で初入選を果たします。
この頃には塩釉の技法を更に発展させ、高濃度の食塩水を薄く器に塗り付けて焼成する事によって箔を圧したような表現の炎箔(えんぱく)という技法を確立し、萩焼の土の良さを生かした赤茶色の焼物を完成させました。
この作風は大和保男の代表的なものとなり、高価買取となる大和保男の作品には炎箔の技法が使われているものが多数を占めています。


ご自宅に大和保男の作品はございませんか?
いわの美術でも買取実績のある大和保男の作品は、これまでの買取経験と市場評価やお品物の状態を踏まえ、正当な評価で買取る事ができます。
大和保男の作品売却をお考えでしたら、まずはいわの美術にご相談下さい。




大和保男の茶道具買取について

大和保男は茶陶を中心に作品を制作していますが、茶陶以外にも萩焼では前人未踏の分野であった陶壁の大壁面の制作を行っており、山口県立美術館やNHK山口放送局など数多くの施設に設置されています。
この事は萩焼の可能性を高めたとして高く評価されており、それ以後に制作された作品も高く評価されています。
ちなみに長男の大和猛も萩焼作家として活躍しており、父親同様長年続いた萩焼の伝統に新しい釉薬の調合や技法を編み出し、絵具による絵付けや数種類の釉薬を使ったグラデーションや掛け分けが特徴の萩焼を制作しています。


大和保男の作品には「保男作」「保男造」といった文字が作品や共箱に刻まれている事が多く、判断材料の一つとなっています。
この萩焼は大和保男の作品かな?と疑問に思う作品がございましたら、いわの美術が無料で査定・見積を行いますので、遠慮なくお問合せ下さい。
仮に大和保男の作品ではなかった場合でも、萩焼には買取る事ができる作家も多数存在し、価値のあるお品物であれば買取る事も可能です。
また、大和保男ではないけれど他の萩焼作家の作品なら売却したいという方のお問合せも大歓迎ですので、その際は作家名や作品名(共箱があれば共箱に書かれている事)などをお伝え頂くと査定がスムーズに進みます。
また、共箱に茶匠による書付などがありますとプラスの評価となり、高価買取が期待できますのでそういった旨もしっかりとお伝え頂くと大変助かります。
その他、大和保男の作品売却を含め、ご不明な点やご質問などがございましたら、お気軽にお電話、メールにてお問合せ下さい。



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