中野孝一の茶道具の買取を行っております
中野孝一の茶道具の買取ます
重要無形文化財「蒔絵」の保持者である中野孝一は、同じく重要無形文化財「蒔絵」の保持者である大場松魚と松田権六に支持しており、大場松魚には3年間住込みで教わり、松田権六には下仕事をさせてもらいつつ教わっています。
偉大な二人の漆芸家から蒔絵を中心とする伝統的な漆芸技法を幅広く学んだ中野孝一は、独立後も研鑽を重ね、蒔絵の技法の可能性を広げるために研究を深めました。
その結果、変り塗を応用した独自の蒔絵技法や研出蒔絵、螺鈿、平文、卵殻の技法を併用しながら多彩な表現を生み出す事に成功し、ウサギやリスなどの可愛らしい小動物の力強く生き生きとした姿を描きだしている所が高く評価されています。
中野孝一は山中塗の産地である山中町に生まれたため、幼い頃から漆に親しみ育ちました。
そのため、漆芸の世界に進むのはごく自然の事で、漆芸の世界に入った当初は職人としての道を進むために研鑽に励んでいました。
そんな時、師である大場松魚から日本伝統工芸展への出品を勧められ、出品すると見事入選を果たし、これをきっかけに作家になる事を決意します。
2010年に重要無形文化財保持者に認定されてからは、日本の素晴らしさを海外の人々にも伝えられるようなデザインを考え、日本の良い部分をどんどん世界へ発信していきたいという思いを込めて作品制作にあたっています。
そんな中野孝一の作品のご売却をしませんか?
いわの美術では中野孝一の作品買取に力を入れており、日本全国を対象に出張買取、宅配買取を行っております。
まずは買取額だけでも知りたいという事でも構いませんのでお気軽にお電話、メールにてお問合せ下さい。
中野孝一の茶道具の買取について
中野孝一は特別難しい木地を発注する以外は木地作りから下地作り、蒔絵まで一貫して自身の手で行っており、漆の黒色から感じられる柔らかさを大切にし、そこに金を合わせる事が漆を最大限に美しく見せる方法だと考えています。
そのため、高蒔絵という漆を盛り上げて浮彫状に表現したものに蒔絵を施す技法に特色を見せており、浮彫状にした部分に立体感が出るように蒔絵を施しています。
高蒔絵の技法を使った作品は中野孝一の作品の中でも高く評価されているため、高価買取が期待できます。
中野孝一は文箱や硯箱のような箱物から、棗、香合などの茶道具の制作を行っており、どの作品もいわの美術では買取る事ができるお品物です。
共箱と呼ばれる作品を収納する木箱がご一緒で、傷や汚れ、漆の欠け、剥がれなどがない状態であれば高価買取となる場合もございますので、お問合せの際はどのような状態の中野孝一の作品なのか分かる範囲の情報で構いませんのでお伝え頂くと査定がスムーズに進みます。
また、ご自身ではよく分からないお品物であってもいわの美術では無料で査定・見積を行っておりますので、お気軽にご相談下さい。