茶筅などの茶道具の買取を行っております
茶筅などの茶道具買取ます
茶筅はお茶を点てるためには欠かす事のできない茶道具で、茶道をやっている人であればご存知かと思いますが、茶筅は消耗品です。
なぜ、茶筅が消耗品と言われているのかと言うと、本来ならば1回限りの使い捨ての道具であり、どんなに大切に使っても数十回も使用すれば穂が折れてしまいます。
穂が折れてしまえば茶筅本来の能力を発揮する事ができませんので消耗品と呼ばれているのです。
そんな茶筅ですが、用途によって穂の数が16本から120本まであり、64本が標準の茶筅とされています。
穂数が少なければ穂が太く腰の強い茶筅ですので濃茶用に、穂数が多ければきめ細かな茶筅ですので薄茶用として使われおり、穂数が多くなればなるほど製作に高い技術を必要とし、格の高い茶筅とされています。
そのため、明治維新前までは80本以上の穂数の茶筅は大名以上の貴人が用いる事が許され、120本以上は将軍のみとされていました。
また、流派によって茶筅に使われる竹の素材が分けられており、表千家は煤竹、裏千家は白竹、武者小路千家は黒竹を用いています。
このように茶筅には点てるお茶や流派によって様々な種類があり、間違って購入してしまったり、譲ってもらったけれど使っていない茶筅がご自宅で眠っている方もいらっしゃるかと思います。
ご不要な茶筅などの茶道具がございましたら、いわの美術が流派関係なく買取らせて頂きますので、まずはお電話、メールにてお問合せ下さい。
茶筅などの茶道具買取について
茶筅は竹を素材とした茶道具で、消耗品でありながら工芸品として作られているため、使い終えた茶筅は焚き上げて茶筅供養が行われています。
そんな茶筅の中でも有名なのが奈良県生駒市高山町で作られている高山茶筅で、現在でも職人による手作業で茶筅が作られ、国内生産シェアは全国の90%を占めています。
高山茶筅は伝統工芸品に指定されており、茶筅を購入した際は製品にこちらのお写真のように伝統証紙が貼られています。
こういった茶筅は1点でも買取る事ができる場合もございますので、お問合せの際はしっかりと情報をお伝え下さい。
茶筅の買取では未使用品はもちろん、使用した茶筅でも買取を行っておりますが、茶筅は消耗品ですので穂が折れている場合は買取る事ができません。
ただし、柄の部分が割れている場合はその分がマイナス評価となり買取を行っておりますが、茶筅として機能しない場合は柄の割れでも買取る事ができませんのでご了承下さい。
また、海外からの輸入品される安価な茶筅は評価する事ができず、有害物質が検出されるものもあり人体への安全面からあまり好まれていないため、いわの美術では基本的に買取をお断りしております。
その他、茶筅以外の茶道具の買取も行っておりますので、茶筅はついでという方でもお気軽にご相談下さい。