千歳盆などの茶道具買取を行っております
千歳盆などの茶道具買取ます
いわの美術ではこれまでに多くの茶道具の買取を行ってきましたが、茶道には様々な流派があり、特に有名なのが三千家と呼ばれる、表千家・裏千家・武者小路千家で、千歳盆は裏千家で行われる千歳盆点前で使われる道具です。
そのため、盆には裏千家の家紋である銀杏が描かれ、「今日」という文字が入っています。
千歳盆点前は裏千家14代・淡々斎還暦を祝い、嘉代子夫人(清香院)が考案した盆略点前で、
「千歳までお元気で」という意味の歌を詠んだ事が千歳盆の名称の由来となっています。
本歌の千歳盆には「千歳万て 可わらぬ以ろの耳は乃松 幾美可与者ひ裳 かくこ所阿羅奈舞 嘉代子」と蓋の裏に歌が書かれています。
千歳盆点前は秩序立ったお点前で礼を失わずに抹茶を差しあげる事ができる点前で、裏千家では初期の頃に習う点前のようですが、近年では茶道教室ではあまり行われていないようです。
また、千歳盆点前には普通の古帛紗より一寸ほど小さい特別な敷古帛紗が必要で、道具を揃える際に注意が必要のようです。
いわの美術ではそんな千歳盆点前では欠かす事のできない千歳盆などの茶道具の買取を行っておりますので、ご売却をお考えの千歳盆などの茶道具がございましたら、まずはいわの美術までお電話、メールにてご相談下さい。
千歳盆などの茶道具買取について
千歳盆は漆器で出来ていますので、買取時には傷や漆の剥がれが査定ポイントとなってきます。
使用してしまうとどうしても細かな傷がついてしまいますので仕方がない事ではありますが、中古市場では傷などのマイナス要素は買取額に大きな影響を与え、せっかくの良いお品物も下がった評価での買取となってしまいます。
千歳盆のような漆器の場合、直射日光の当たる場所は漆の変色・劣化につながり、使用後よく乾かさずに仕舞ってしまうとカビが生えてしまうなど、こうなってしまった漆器はマイナス評価となり、最悪買取る事ができなくなってしまいます。
また、素地に木ではなくプラスチックを使っている安価なものはいわの美術では買取る事ができませんので、お問合せの際はお気を付け下さい。
ただし、素地が木なのかプラスチックなのか不明な千歳盆もあるかと思います。
そういった場合はその旨をお伝え頂ければ、実際にお品物を弊社の買取スタッフが拝見すればすぐに判明させる事ができ、買取る事ができなくても査定・見積料はお客様に請求しておりませんので、ご安心下さい。
この他、有名漆芸家の作品や時代物であればプラスの評価が付き、高価買取も期待できる千歳盆もございますので、ご自身で価値がないと判断して処分してしまう前に、いわの美術までお気軽にご相談下さい。