新里明士の作品・茶道具買取ます
新里明士の作品・茶道具の買取を行っております
新里明士(にいさとあきお)は千葉県出身の岐阜県土岐市在住の陶芸家で、白い器にたくさんの穴をあけ、光の文様を浮かび上がらせる蛍手の技法を独自に進化させて作る『光器(こうき)』で知られています。
器に穴を開ける事で狭間の表現を狙い、器なのかオブジェなのか見る人が自由に考えてもらえるように制作しており、2005年には『光器』でイタリアの国際陶芸展で新人賞を受賞している将来が楽しみな若手の陶芸家です。
高校生の時に陶芸に興味を持った新里明士は、早稲田大学に進学しましたが、陶芸家の夢を諦めきれずに多治見市陶磁器意匠研究所で技術を学びます。
多治見市陶磁器意匠研究所を卒業してからも岐阜に残り、はじめの頃は地元のギャラリーでアルバイトの他、中学校、養護学校の非常勤講師をしながら創作活動を行っていました。
新里明士が熱心に取り組む『光器』は、ロクロで形を整え、毛筆タイプのペンで頭の中にあるデザインを生地に直接書き込み、その線に沿って小型の電動ドリルを使って穴どうしがつながらないように神経を集中させて色々な大きさの穴を組み合わせて模様を作っていきます。
そのため、一つの作品にあける穴は1000個を超えており、大作では5000個以上になる事もあります。
また、アメリカでの生活では、価値観の違いを学び、これまでは使う事を目的とした滑らかな光沢のある作品を展開していましたが、帰国後の作品は釉薬をかけた時に穴以外の部分は手で拭い取って光沢をなくした器そのものの美しさを表現した作品を展開するようになり、さらに芸術性が高まり、評価が上がってきています。
現在、白を基調としている『光器』に色を取り入れる事にチャレンジしており、新境地を開こうと研鑽に励んでいます。
そんな新里明士の作品のご売却をしませんか?いわの美術では新里明士の作品・茶道具の買取を強化しておりますのでこの機会にぜひ、お問合せ下さい。
新里明士の作品・茶道具買取について
新里明士は『光器』で有名な陶芸家ですが、この他にもお写真のような作品も展開しています。
この鮮やかな藍色は、ブルーを基調とした作品を展開するフランスのイヴ・クラインからインスパイアされて制作された作品で、釉薬のかけ方にもこだわりを感じる事ができます。
新里明士の作品は茶道具を一つの芸術作品として捉える事ができる作品としても人気が高く、高価買取が期待できます。
このように新里明士の作品には代表作の『光器』以外の作品もあり、知識がなければ判断する事が難しい作家でもあります。
作品名や作家名が書かれている共箱に入っていても、中身がまったく違っていた・・・という事はよくあり、いわの美術でも査定時にしっかりと確認させて頂いております。
誰の作品か分からないけれど、新里明士の作風に似ている・・・、故人がコレクションしていたもので処分したいけれど知識がないからどこに買取依頼をしたら良いのか不安・・・という方は、相談・査定料無料のいわの美術にお任せ下さい。
いわの美術では作品の数が多い場合は出張買取、数点のみなら宅配買取を実施しており、どちらもお客様が費用を負担する事はございません。
まずは、お気軽にお電話、メールにてお問合せ下さい。