奥磯栄麓の茶道具買取ます
奥磯栄麓の茶道具の買取を行っております
奥磯栄麓は美濃焼の陶芸家として知られ、主に志野焼を中心に作品を発表していました。
京都市立美術専門学校(現・京都市立芸術大学)洋画科を卒業している奥磯栄麓は洋画家として活動していましたが、28歳の時に桃山陶器と出会い、志野焼の魅力に惹かれ、美濃大平の陶祖・加藤景豊の流れを汲む、加藤十右衛門に師事しました。
独立後は志野焼発祥地である久々利に「太平窯」を開き、本格的な作陶に入る一方で、陶磁器研究家で桃山時代の陶芸の研究と再現につとめた加藤唐九郎に師事し、考古的な目線での志野や鼠志野の茶碗、徳利、ぐい呑などを手掛けました。
奥磯栄麓は、公募展には数えるほどしか出品しておらず、知名度はそこまで高くありませんが、個展を中心に作品を発表しており、当時の桃山陶器を彷彿させる確かな技術力に根強いファンも多く、中古市場でも高値で取引されている陶芸家です。
いわの美術では奥磯栄麓の茶道具買取に力を入れており、高価買取で対応しております。
奥磯栄麓の茶道具買取について
奥磯栄麓は美濃焼の陶芸家ですので、得意とする志野はもちろん、お写真のような織部、黄瀬戸なども手掛けています。
作品の状態や出来具合にもよりますが、そのほとんどが高価買取となる事が多く、共箱や栞といった付属品が一緒ですとないものに比べ買取額が高くなる場合もございます。
茶道具として使われる茶碗は汚れなどが心配かと思いますが、よほど汚れていなければ大きく買取額に影響する事はありません。
また、美濃焼は無釉や焼き締めの作品ではないため、萩焼や白い肌を持つ京焼のようにお茶が染み込むという事は少く、丁寧に扱う事だけを心掛けていれば、市場以下の買取額になる事はありません。
また、いわの美術では査定終了後でも提示された買取額にご納得いただけない場合はお断りしても費用を請求する事などはございませんので、ご売却予定の奥磯栄麓の作品がございましたら、まずはいわの美術までお気軽にご相談下さい。
また、奥磯栄麓以外の作品や大量の茶道具の買取も行っておりますので、お気軽にご相談下さい。