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宮之原謙の作品・茶道具買取ます

2015/07/21

宮之原謙の作品買取ます



いわの美術では、鹿児島県出身の昭和を代表する陶芸家 宮之原謙の作品・茶道具買取を致しております。


宮之原謙は、最初から陶芸家を目指していたわけではなく、建築家を志し、早稲田大学工学部建築科に入学しました。しかし、胸の病に倒れ、中退することになります。

病気によって失われた体力を回復させるため、父の勧めにより宮之原謙は、陶芸を始める事にしました。

宮之原謙は、二代宮川香山、板谷波山に師事して陶芸を学び、また日本画を山内多門に学びました。

二九歳で自己流の「冨竹窯」を開窯し、本格的な、陶芸の一歩を踏み出し、帝展にて初入選を果たしました。晩年には、美術研究のため、中近東諸国などを巡歴し、陶芸を追求し続けました。


近代陶芸の先駆者であった宮川香山と板谷波山から受けた影響は大きく、宮之原謙は彩磁や象嵌を得意としました。 いわの美術では、品のあるレトロな雰囲気漂う宮之原謙の作品・茶道具買取を行っております。


   

宮之原謙の作品・茶道具買取について


いわの美術では、昭和モダン的な色や造形美を持つ宮之原謙の作品買取をしています。宮之原謙は、素地象嵌や釉薬の象嵌、彩磁といった技法を駆使した斬新な作品を生み出し続けました。


彩磁の創始は、宮之原の師 板谷波山ですが、宮之原謙の彩磁は、顔料や酸化金属を添加した色素地の泥を何度も薄く塗り重ね、完全に乾燥をした素地に文様を彫り込んで行き、素焼き後に彩色し釉を掛けて焼成するという、板谷波山とは異なる手間と時間のかかる気の遠くなるような技を採っています。 

宮之原謙の作品には「釉彩象嵌磁スポーツ壷」「金彩磁象嵌パラボラ大皿」など、現代感覚に溢れた、広い面積が取れる作品が多くみられます。


苦難を味わいながらも、その高い技術力で常に最先端の陶芸を作り上げ、常に陶芸界をリードしてきた宮之原謙。いわの美術では、日本全国で宮之原謙の作品買取を致しております。

宮之原謙の作品は、お品物により高価買取も行っております。ご処分予定・譲り受けたままになっている宮之原謙の作品・茶道具がございましたら、是非いわの美術までご連絡ください。


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