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加藤高宏の作品・茶道具買取ます

2015/06/27

加藤高宏の作品・茶道具の買取を行っております


加藤高宏は、加藤重高を父に持ち、加藤唐九郎は祖父という有名な陶芸一家に生まれました。
父・加藤重高は、加藤唐九郎を支えながら自分も陶芸家として作陶に打ち込み、叩きの技法を用いた迫力のある量感を持つ花器や水指などを生み出し、高い評価を受けました。
一方、祖父・加藤唐九郎は近代陶芸の鬼才と呼ばれ、桃山期の陶芸に打ち込み、黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部・唐津・信楽・伊賀・高麗など多彩な作風を見せました。
そういった陶芸一色な環境下で育った加藤高宏ですが、父、祖父ともに陶芸を無理に勧める事はせず、加藤高宏本人も陶芸には興味がありませんでした。
当初は絵画に興味を持ち、名古屋芸術大学洋画科を卒業していますが、中国、東欧、西欧諸国を巡るうちに陶芸への使命感が生まれ、陶芸家の道を歩む事を決意しました。


父や祖父とは違う陶芸作品を生み出そうとしていましたが、帰国後は父のもとで桃山陶を学び、伝統を重んじながらも独自性の高い造形的な作品を展開しました。
中でも志野・瀬戸黒には特に独自の創意を加えており、造形・釉調ともに強い息吹を感じる事ができます。
若い頃は音楽にも傾倒していた加藤高宏の作品は伝統を重んじながらも、現代のスタイルに合った造形により、多くの茶人から愛され、中古市場でも高値で取引されています。
そんな加藤高宏の作品・茶道具のご売却をしませんか?いわの美術では加藤高宏の作品・茶道具の高価買取を日本全国で行っております。



加藤高宏の作品・茶道具買取について


加藤高宏は陶芸界のサラブレッドとして生まれましたが、そのプレッシャーは本人でも気付かないうちに大きなものとなっていました。
越えたくても簡単には越えられない父と祖父の存在は、次第に「大麻に手を出す」という形で回避するようになっていきます。
それは20年以上という長い年月を重ね、ついに名古屋で大麻取締法違反(大麻所持)の疑いで逮捕となり、懲役刑を受けています。
これは陶芸家としても致命的な出来事で、「加藤高宏という陶芸家はもう終わった」と誰もが思いました。
しかし、こんな大きなスキャンダルであったにも関わらず、加藤高宏の作品は現在も高値で取引されている作品が多く、それほど加藤高宏という陶芸家の制作した作品は、多くの人々の心に残る魅力溢れる作品だった事が分かります。
大麻所持で逮捕された後も、「機会があれば、自分は自分でしかないという思いで創作した新しい作品を発表したい」と述べており、陶芸家としての情熱の炎は燃やし続けています。


そんな加藤高宏の作品ですが、作品自体に刻まれる文字は一見、キズのように見え、素人では判断する事が難しいとされています。
また、お写真のように作品のタイトルや作家名が書かれた共箱と呼ばれる木箱がご一緒ですと、誰の作品でどういったものなのか感嘆に判断する事ができ、買取額にも大きく影響してきます。
ご自宅で眠っている陶芸作品の共箱にお写真のような文字を見た事はありませんか?それはもしかしたら加藤高宏の作品かもしれません。
加藤高宏の作品・茶道具であればいわの美術が高価買取致しますので、お気軽にお電話、メールにてお問合せ下さい。


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