寺井直次の作品・茶道具買取ます
寺井直次の作品・茶道具買取ます
年間多くの蒔絵作品の買取を行ういわの美術では、人間国宝であり、蒔絵の第一人者であった漆工家 寺井直次(物故)の作品買取を強化しています。
卵殻を蒔絵に併用し重要無形文化財「蒔絵」の保持者に認定された寺井直次。 寺井直次は鍛冶職の家に生まれましたが、漆芸に興味を抱き、石川県立工業学校、東京美術学校に進学し、六角紫水、松田権六、山崎覚太郎らに師事します。卒業後は、蒔絵の道に進み、戦争を経て金沢にて作家活動を開始し、日展などで数々の賞を受賞しました。
寺井直次の作品は、鶉などの卵の殻を細かく割り、純白の文様を表現する卵殻の技法に代表されます。 卵殻の技法は、鶉などの卵の殻を細かく割り、純白の文様を表現するというもので、従来の技法は卵殻を大きく割って張ったり、細粉にして蒔くもので、平面的な表現にとどまっていました。
しかし、寺井直次は、卵殻の並べ方で量感や遠近感、ぼかしなどの複雑な表現を可能にしました。また、卵殻を付着させる漆を工夫して、白い卵殻を用いながら紅梅と白梅を表現しわけるなど、卵殻の表現内容を豊かなものとしました。
いわの美術では、天才蒔絵師とまでよばれた寺井直次の作品・茶道具を高価買取致します。寺井直次の作品・茶道具買取なら、いわの美術にお任せください。
寺井直次の作品・茶道具買取について
寺井直次は、重要無形文化財「蒔絵」保持者として数多くの芸術作品を生み出し続けました。寺井直次は、代表的な卵殻のほか、アルミニウムを電解処理した後に素地を作る金胎漆器をいう現代的な技術を用いた立体感を出す独特の技法を編み出したことでも知られます。
伝統を重んじつつも、現代技術を利用して自らの芸術に取り込むという斬新な発想から生み出される寺井直次の作品の数々は、凡庸な蒔絵師には及びもつかない卓越した技術を有するものばかりです。 寺井直次は、成田空港の貴賓室に納める「漆額 極光」の制作や皇后美智子様が使用される「松喰鶴蒔絵御懐紙箱」の制作も行うなど、完璧ともいえる美を表現した多大な功績を残しました。
人間国宝 寺井直次は、一品からでも高価買取の期待できる作家として、いわの美術でも買取を積極的に行っています。お電話での買取のお問合せの際は、どのような寺井直次の作品なのかお伝え頂けますと買取査定がスムーズに行えますので、作品の共箱がございましたら、共箱に箱書きされている内容を全てお伝え下さい。また、オンライン無料買取査定も行っておりますので、口頭で寺井直次の作品の内容を伝えるのが難しい場合など、是非ご利用ください。
