磯井正美の作品・茶道具買取ます
磯井正美の作品・茶道具買取ます
いわの美術では、重要無形文化財「蒟醤」保持者 磯井正美(人間国宝)の作品・茶道具買取に力をいれております。
「蒟醤」というのは、漆工芸の加飾技法の名称の一つで、素地の上に一般的に行われている下地を施し、中塗漆を数回から十回塗って上塗りをした面に、文様を剣(蒟醤用の彫刻刀)で彫り、凹部に色塗りを数回はめ、乾燥したら上塗面に付着した余分な漆を研ぎ去って呂色仕上げしたもので、日本には室町時代あたりに中国、ビルマなどから渡来したと伝えられているそうです。
この「蒟醤」の重要無形文化財に指定され、その保持者として昭和31年に認定されたのが磯井正美の父 磯井如真でした。室町期に渡来した蒟醤の表現は、江戸末期にある程度完成をみたものの、その彫り方が線彫りであったため平面的でしたが、それを苦心の末、点彫りの技法を完成させ、立体的で色彩豊かな現代の蒟醤にしたのが、磯井正美の父 磯井如真です。父が非常に天才的な漆芸家であったこともあり、磯井正美は、幼少の頃より父の指導下で厳しくし漆芸を学びました。
蒟醬の革新者として華麗な作風を特徴とした父 如真に対して、磯井正美は、細やかな心配りの下に、モチーフの多くを自然から採り、植物や昆虫などの他、陽炎や波など変転する自然現象までをも自在に表現する独自の作風を確立しました。
磯井正美の作品をお持ちではありませんか?いわの美術では、磯井正美の作品・茶道具の買取を積極的に行っています。
磯井正美の作品・茶道具買取について
磯井正美は父の点彫り蒟醤を継承しつつ、独自の現代的な漆芸にも取り組んだ磯井正美ですが、さらに、彫りや塗り、素地についても様々な技法を創始し、蒟醬の世界に、これまでにはない清新な表現をもたらしたことでも知られます。
磯井正美の作品には波文、陽炎文、石文、松文、植物文、そして蒟醤のルーツを訪ねてミャンマーの漆器産地を調査した旅行に基づく「バガン紀行」というシリーズ制作などがあり、技法も意匠も独自の新境地を開拓しました。この磯井正美のミャンマー紀行はドキュメンタリー映画にもなっています。
いわの美術では、蒟醤の卓越した技で人間国宝に認定された磯井正美の作品買取を致しております。 人間国宝 磯井正美の作品は高価買取にも期待がもてますが、ご売却をお考えの磯井正美の作品の買取額などのご質問に関しては、便利な無料オンライン査定がおすすめです。こちらの無料オンライン査定のフォームをご利用いただき、作品のお写真などを予め弊社にお送りいただくことにより、具体的な買取査定額をご案内することが可能となります。買取査定は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。