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金田鹿男の作品・茶道具買取ます

2015/02/11

金田鹿男の作品・茶道具買取ます


陶芸の世界では知る人ぞ知る象嵌の名手 金田鹿男。いわの美術では、金田鹿男の作品・茶道具買取をしています。  


金田鹿男は茨城の由緒あるお寺の住職の次男として生まれ、やきものには無縁の地、無縁の家に育ちますが、陶芸の道を志したのは23歳の時だといいます。「泥だらけになって、精神的にも肉体的にも自分を鍛えたかった」と当時勤めていた会社を辞め、一念発起して訪ねたのが笠間の月崇寺。その寺の住職でもあり、後に人間国宝となる陶芸家の松井康成に弟子入りします。三年の修行を経て独立後は、松井康成の陶技とは同じ道を歩まず、井戸・刷毛目・粉引・三島など独自の技法を用いる様になります。金田鹿男は日本伝統工芸武蔵野展に初出品以降、日本伝統工芸展、伝統工芸新作展などにて入選を重ね、日本各地の有名百貨店など個展を中心とした制作活動を展開しています。


金田鹿男の得意とする技法は「象嵌」です。象嵌は木片や素焼の印紋を生乾きの作品に捺して窪みをつけ、その窪みに色土などを塗って紋様を形成する技法ですが、金田鹿男が象嵌技法を行なうようになったのは、子どもと一緒に近くの貝塚から拾ってきた貝を粘土に押して遊んだのがきっかけで、これはおもしろいと早速作品にとりいれたのだそうです。金田鹿男の象嵌作品は、型をリズミカルかつ入念に施した緻密で繊細な紋様が特徴となっています。

象嵌の名手 金田鹿男の作品を売却してみませんか?いわの美術では、金田鹿男の作品買取を致しております。



  


金田鹿男の作品・茶道具買取について



象嵌技法は、素地と象嵌部分の色の対比が見所となっており、色の差にメリハリがある色土を選ぶ必要があります。そして、この象嵌技法は非常に手間隙がかかり、根気のいる作業とされますが、象嵌を得意とする金田鹿男の作品は、強弱のある色彩をもつ毅然とした印花の妙と称えられています。

金田鹿男は、象嵌文様を基調とした三島手や鮮やかな釉薬美の有刻彩陶象嵌手の作品を展開し、壷や鉢、花瓶などを製作しており、平成の名工として市場でも注目されています。


金田鹿男の陶印には、写真にあるような「鹿」が用いられています。金田鹿男の作品の買取査定の際は、作品全体の写真と、この陶印部分のお写真をお撮りいただき、弊社宛メールに添付する形でお送りくださいませ。共箱などの付属品がございましたら、あわせてお写真にていただけますと、具体的な買取査定額を折り返しご案内申し上げます。

いわの美術では、年間多数の陶芸作品の買取実績を有しております。金田鹿男の作品買取なら、いわの美術にお任せください。






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