坪井明日香の茶道具の買取を行っております!!
坪井明日香の茶道具買取ます!!
坪井明日香は、昭和後期から平成時代にかけて活躍している女流陶芸家で、京都泉涌(せんにゅう)寺の釉彩(ゆうさい)工芸で基礎をまなび、富本憲吉に師事しています。
坪井明日香が陶芸を学んでいた当時、陶芸は力仕事が多く、男性中心の世界でもあったため、「女に陶芸がつとまる訳がない」「女が神聖な窯に触ると穢れる」など邪険にされる時代でした。
自らの作陶を行う中、そういった風潮を変え、女性でも陶芸に携われるようにしたいという願いも込めて、女性陶芸家の地位向上を目指して「女流陶芸」を主宰し、所属する新匠会で活躍を続けた結果、女性の陶芸家が活躍できる現在の陶芸界を生み出す事に成功しました。
そんな坪井明日香の作風は、はじめは食器などを中心に作陶を行ってきましたが、八木一夫や鈴木治の走泥社の活動を知り、自分にはオブジェ焼の方が向いているのではないか?と思うようになり、1966年に訪中日本京都工芸美術家代表団の一員として、50日間中国の古い陶磁器を見てインスピレーションを感じ、前衛陶芸に転向しました。
伝統にとらわれず、女性の性の象徴を模ったオブジェ焼は簡単には受け入れられませんでしたが、自己の内面性と日本の美の融合を追求した作品は次第に国内だけではなく海外でも高く評価されるようになり、女性ならではの表現で、現在も様々な作品を生みだしています。
そんな坪井明日香の作品のご売却をしませんか?いわの美術では、坪井明日香の作品の買取を行っております。
まずはお電話、メールにてお気軽にお問合せ下さい。
坪井明日香の茶道具買取について
坪井明日香の作品はオブジェ焼の他にも茶碗、壷(花器)、香合、鉢、皿といった作品も制作しており、男性には表現できない女性らしい優しさを感じる作風が多いのが特徴です。
陶印には「あ」の一文字が刻まれており、とても分かりやすい作家の一人です。
ご自宅にある陶芸作品に「あ」の一文字がありましたら、それは坪井明日香の作品かもしれません。
また、坪井明日香のオブジェ作品は、タイトルにも特徴がございます「○○大壷」「○○茶碗」といったようお決まりなものではなく「歓楽の木の実」「女のおしゃべり」など、詩的、端的という言葉が似合うタイトルが付けられており、こういった部分にも新しい試みをしていた事を感じる事ができます。
お問合せの際は、どのような坪井明日香の作品なのかお伝え頂くと査定がスムーズに行えますので、共箱がございましたら、共箱に書かれている事、全てお伝え下さい。
また、メールに写真を添付して行う簡易査定も行っております。
メールが出来ない方はお写真を郵送で送って頂ければ簡易査定を行う事ができます。