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茶陶の世界 ~ 茶道の知識

2015/12/18

茶陶 ~ 陶器とは

今回はいわの美術でも数多くの作品を査定している陶器の世界を少し覗いてみたいと思います。

陶器はカオリンやモンモリロナイトを多く含んだ粘土を原料として形を作り窯で焼き入れます。

磁器は1300度前後の高温で焼くのですが、陶器はそれよりも1000度低い温度で焼かれます。

粘土で作られている陶器は、不透光性で貫入などが入り、手作り感が出てぬくもりのある作品に仕上がりました。

また、手捏ねや轆轤などで作られているため厚手で重く、吸水性があり重量感のあるお品物となります。

陶器は全国各地で様々な技法を用いて作られ、今では多くの種類が存在します。

栃木県では益子、茨城県では笠間、岐阜県では織部志野、鹿児島県では薩摩、佐賀県では唐津など多くの種類があり、これらの作品を様々な陶芸家が製作しています。

また、陶器を作っている作家さんは数多く、作家さんによりお値段なども変わってきます。



陶器の歴史

現在のような陶器が生まれたのは、縄文土器が始まりと言われていました。

その後、弥生土器、土師器が作られ、これに続き日本の陶磁器の源流とも言われている須恵器が焼かれたと言われています。

時代は流れ、奈良時代、平安時代になると初めて緑釉、二彩、三彩の釉をかけた陶器が焼かれ、これらの作品を現在の陶器とは呼ばず、陶瓷と呼んでいました。

また、陶瓷の字を十と四となぞらえて10月4日を陶器の日としたそうです。

縄文時代から作られている陶器は、現在も多くの古墳などから発掘されていて、古いお品物は残っている数が少なく、希少価値が高い為、高価買取が期待出来ます。



茶陶~陶器の買取

いわの美術では、様々な陶器の買取を行っています。

陶器売却の際は、焼き物の種類、どのような品物か、作家があるかなど詳しくお教え頂けると査定がスムーズに進みます。

また、遺品などで詳細がわからない場合は、メールにて品物や共箱、また陶器には陶印と呼ばれる作家さんのサインがついている場合がありますので、そちらも一緒に写真を撮って頂きお送り下さい。

いわの美術では、詳細がわからないお品物でも写真をお送り頂ければ詳しく査定を行います。

多くの知識がある査定スタッフがお品物を鑑定致しますので、ご安心しておまかせ下さい。



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