伊藤桂楽の茶碗・茶道具買取ります
伊藤桂楽の茶碗・茶道具買取ります
初代檜垣崇楽に弟子入りして以降、桂窯で生涯楽焼を作り続けた伊藤桂楽の茶碗を査定致します。
伊藤桂楽は京都に生まれ、15歳で陶芸家を目指し初代檜垣崇楽に弟子入りして、同時に桂窯に入りました。
利休流の侘び寂びを目指して研鑽していき、深みと重量感のある作風が特徴の作品を作られています。
伊藤桂楽が師事したとされる初代檜垣崇楽は、先代の土風炉師、寄神崇白が作った桂窯を受け継ぎ茶碗などの作品を製作しました。
亡くなるまで桂窯で楽焼を作り続けた伊藤桂楽は、茶碗や香合など数多くの作品を残しています。
また、伊藤桂楽の作風には利休流の侘び寂びが多く見られ、茶道を嗜む方なら1つは持っていてもいい作品です。
いわの美術では楽焼に生涯を捧げた伊藤桂楽の茶道具を査定致します。
花押付の茶道具買取について
いわの美術では、年間多くの作品をお買取りしていますが、その中でも今回は花押付作品についてご紹介します。
茶道具の中では、箱に花押と呼ばれるマークが書かれている事があります。
花押とは銘の変わりに自分のサインとして使われる記号で、日本では平安中期から江戸時代まで使われたと言われていました。
花押を使う人物は、大徳寺の僧侶や表千家、裏千家など数多く存在し、また1人で5種類の花押を持つ人もいました。
茶道具に使われる花押は、「私がこの作品を監修、または素晴らしい作品として認めました」という意味合いを持っています。
また、有名な茶匠や大徳寺の僧侶などの花押付の作品ですと高い評価が見込まれます。
いわの美術では、前大徳寺、橋本紹尚の花押や、紫野大徳寺の立花大亀の花押などが入っている作品など数多く査定させて頂いています。
しかし、花押というのは人物を特定するのがとても難しく、専門的な知識を持った方でないとどの人物の花押か判断が難しいです。
ですがいわの美術には、専門知識を豊富に持つ査定員が在籍している為、一度お品物の写真をメールなどでお送り頂ければ査定致します。