長尾宗湖の竹蓋置・茶道具買取ります
長尾宗湖の竹蓋置・茶道具買取ります
年間多くの茶道具を買い取っているいわの美術では、茶道の時に欠かせない道具でもある蓋置なども買取りしています。
その中でも今回ご紹介するのは茶道竹器匠で有名な長尾宗湖の竹盧ふろ蓋置です。
長尾宗湖はその技術の高さから、諸流派家元のお客様などが直々に作品を依頼しに来る程の腕前を持っていました。
60年以上のキャリアを持つ長尾宗湖は、京都の一角で工房を築き作品作りを行なっていました。
また、自らの目で材料の竹を選んでいる為、どこにどんな竹が生えているのかわかるそうです。
数多くの経験を積んだ長尾宗湖は、どのような仕事でも断らないと言います。
「自分はどんな仕事でも断らない、私の所では出来ませんと言ったらそれはプロじゃない。プロは断ったらいけないんです」と、自らの考えを述べていました。
いわの美術では、プロ意識を高く持ち作品製作に励んでいる長尾宗湖の蓋置・茶道具をお買取り致します。
竹細工について
茶道具では多く使われている竹ですが、その中でも細工に適用している竹を選んで使っています。
諸流派家元のお客様が直々に買いに来る程の実力を持つ長尾宗湖が、材料として使っている竹は真竹と呼ばれる種類で、肉厚で弾力性があり昔から多くの細工に使われてきました。
また、竹には切り旬というものがあり、その時期以外に切ってしまうと害虫が付いたり細工しにくくなってしまうそうです。
竹を採取したらまずは2-3ヶ月逆さ立てにして水切りをし、竹屋さんで油抜きという作業をしてもらい、その後天日乾燥して完全に水分をなくした竹を2年程経ってから使用します。
一般的に細工として使用されている竹は湯抜きと呼ばれる工程を経て使用されていますが、長尾宗湖は火焙りと呼ばれる工程を使用しました。
長尾宗湖曰く、湯抜きより火焙りの方が竹本来の光沢が出て作品が出来上がった際に、大変美しいそうです。
数多くの竹製品がありますが、このような長い時間をかけて、作られている為、素晴らしい作品が多く残されていると言えます。
いわの美術では、蓋置、茶杓、茶筅などの竹で作られている作品を多くお買取り致します。
最初にお話した長尾宗湖などの大変有名な作家さんの作品でしたら、1点でもお買取りが可能となっています。
また、銘がない茶道具でもお品数がたくさんあればまとめてのお買取りなども可能です。
茶道具のご処分にお困りでしたら、是非一度いわの美術までお問い合わせ下さい。