前田清峰の茶道具買取ります
前田清峰の茶道具買取ります
いわの美術では、伝統工芸士として名高い前田清峰の茶道具をお買取り致します。
前田清峰は、茶器を中心に輪島塗の作品を手がけてきた作家で、7年間曽又真山の元で修行し、独立します。
前田清峰が弟子入りした曽又真山は、昭和から平成に活躍した工芸家、漆芸家で、金彩で描かれた漆器の作品はとても繊細で素晴らしいお品物となりました。
前田清峰も、曽又真山の伝統的な技術を受け継ぎ、大変素晴らしい作品を多く製作しています。
また、前田清峰は輪島市蒔絵組合の新作展で入賞し、その後数多くの個展を開き、様々な作品を製作しています。
前田清峰は、曽又真山から受け継いだ技術を活かして、繊細で美しい蒔絵で描かれた作品を制作し、師匠の曽又真山にも引けを劣らないお品物となりました。
いわの美術では、蒔絵の美しさに惚れ惚れしてしまう前田清峰の茶道具をお買取り致します。
蒔絵の歴史
現在では多くの作家さんが技術として持ち合わせている漆工芸の蒔絵ですが、その歴史は1878年まで遡ると言われています。
国内最古の資料によると、中国から渡った金銀鈿荘唐大刀は、末金鏤や平塵の技法が使われて作られ、蒔絵に似ていた事から蒔絵と名付ける人が多くいました。
しかし、その模様を見た黒川真頼や六角紫水は、蒔絵ではない蒔絵は日本が起源と断固として譲らなかったそうです。
蒔絵と認めなかった理由は定かではありませんが、金銀鈿荘唐大刀は中国からの渡米品で、蒔絵のような素晴らしい作品を日本の技術にしたかったと見えます。
その後、正倉院事務所の調査によって末金鏤は蒔絵の技法で、中国ではこのような作品は見られなかったので日本で創始され発達した物と日本起源説を維持されました。
2009-2010年に行われた宮内庁正倉院事務所の科学的な調査研究により金銀鈿荘唐大刀に施されている物は研出蒔絵である事が確認されました。
美しい模様が描かれている蒔絵には研出蒔絵や、平蒔絵など様々な種類の技法が存在します。
また、片輪車蒔絵螺鈿手箱という作品は、牛車車輪の乾燥防止として水に漬けた平安時代の風習を文様化して描いたもので平安時代を代表する名作の工芸品として有名です。
いわの美術では、多くの美しい作品を作り出している蒔絵の作品をお買取り致します。
前田清峰の作品や、師匠として尊敬していた曽又真山の作品などもお買取り致します。
蔵のお片づけやお引越しで処分に困っている前田清峰の茶道具など御座いましたら是非一度いわの美術までお問い合わせください。