川邊憲一の茶道具買取ります
川邊憲一の茶道具買取ります
いわの美術では、昭和から平成にかけて代々釜作りを受け継いできた、川邊憲一の茶道具をお買取り致します。
川邊憲一は、二代目川邊庄造の長男として奈良県に生まれます。
父に釜作りの技法を学びながら中央大学の教授、茶人としても有名な数江瓢鮎子や、数々の著書を出している古賀健蔵に弟子入りします。
そして茶釜の研究を重ね、三代目を継ぐまでに本名の川邊憲一で、西大寺の大茶盛の大釜や、秋篠寺、東大寺北林院、東大寺宝珠院には常住釜を納めるなど様々な寺に作品を作って奉納しました。
2004年に三代目川邊庄造を襲名し、その後様々な美術館で襲名記念展を開きます。
また、三代目川邊庄造の娘で川邊尚子も、父に釜作りの技術を学び釜師として活動しています。
2011年には新宿で父娘展を開き、その翌年には日本橋三越で同じく父娘展を開催、2013年には父娘揃って伊勢神宮に釜を奉納しました。
いわの美術では、現在も伝統を受け継いでいる川邊憲一の茶道具をお買取り致します。
川邊憲一の茶道具買取りについて
川邊憲一の製作する茶釜は、はんなりと言う言葉がぴったりな作品です。
華美な装飾はなく、物静かでやわらかい肌合いが特徴です。
川邊憲一が代々伝統を受け継ぎ作っている茶釜は、茶道具においてなくてはならない存在です。
お湯を沸かす道具として使われている茶釜は、様々な肌の質や、模様を組み合わせて作る事により様々な種類の茶釜が出来上がりました。
茶釜は中国の大きな釜の鍑(さがり)という物が起源と言われました。
日本での茶釜の始まりは明確になっていませんが、現在の釜の形は鎌倉末期から室町初期にかけて確立したと伝えられています。
いわの美術では、茶釜作りで活躍している川邊憲一の作品をお買取り致します。
また、釜師として同じく代々伝統を受け継いでいる大西清右衛門や、昭和の時代に活躍した畠春斎の作品などもお買取り致します。
蔵の整理や遺品整理などで出てきた釜などはございませんか?
処分に困っている釜などございましたら是非一度いわの美術までお問い合わせください。