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遠州流

小堀正一(遠州)を祖とした小堀家本家に伝わる武家茶道です。
また正一が家督を継ぐ際に弟小堀正行に分知した小堀遠州流という流派もあります。
遠州流は武家茶道の代表的な流儀で、千利休の侘び寂びに対して、遠州独特の美意識を加えた「綺麗さび」と称される茶風が特徴的です。
初代の小堀正一は若い頃から古田織部の元で茶の湯を学んでいました。
織部から引き継いだ大名茶を確立させ、建築や造園の発展に大きく貢献した茶匠で、消息や詠草なども残されています。
遠州流は小堀正一から始まり、現在13代小堀正晴(宗実)が当代となっています。
また小堀遠州流は初代小堀正一、2代小堀正行と続き、現在16代小堀健作(宗圓)が当代となっています。