滓盂は茶滓(ちゃかす)を入れるための器で、主に陶磁器製の物が用いられます。
茶滓とは茶を入れたあとの残りかすのことで、茶殻(ちゃがら)とも呼ばれます。
お茶を注ぎきったあと、急須の中の茶滓を専用の箸でかき集めて滓盂の中に捨てますが、なかなかのテクニックを要する作業となっています。