京都の指物師稲尾誠中斎・いなおせいちゅうさいさん。襲名制で当代で3代目です。指物師は作品にサインを入れない事が多く、茶杓だと桐箱の裏にお名前を入れる事が多いです。桐箱の蓋の文字や中の竹の筒の文字はその茶杓のタイトルを付けた方が書く事が多いです。お写真の茶杓は『初雁』で立花大亀さんが銘々しています。