中里重利 (なかざと しげとし)1937年に唐津焼の人間国宝12代中里太郎右衛門(無庵)の五男として生まれ、1961年に現代日本陶芸展第一席受賞しました。1971年に種子島に渡り、西乃表市古園に築窯し、種子島焼を始めました。1974年に唐津に戻り唐津市見借に築窯し、小山富士夫により「隆太窯」と命名しました。1985年に現代陶芸選抜展賞受賞しました。長男の太郎右衛門窯13代中里太郎右衛門(逢庵)、三男の三玄窯の中里重利と共に中里三兄弟と称されます。