まつざかばんこ大正三年松阪萬古三代、芳隣焼に至り錦窯絵及釉彩彫刻の大に至るまで研究し技術の向上を計り、昭和十年上五窯の陶法を受けついて更に伊勢松阪万古として陶土の研究に専念する。又、茶道裏千家淡々斎宗匠より御好み窯として「松古」の印を賜り、その後四代、勝山に至り、茶陶としての地位を確立する。平成十年勝山 九十二歳にて没した後、五代芳山、業を受けつぎ現在に至る。