岩手県内・九戸地方の砂鉄と釜石付近から産出する岩鉄を用いて、歴代藩主の庇護のもとにこの地方独特の南部鉄器として今日に伝えられています。南部藩の御用鋳物師として召し抱えられた鈴木家は寛永二年の創業、現在は15代目熊谷志衣子氏が伝統の技術を守りつつ製作を続けています。