さいたばいてい
京都・西本願寺御用の截金師の家に生まれ、
京都市立美術工芸学校(現・京都市立芸術大学)図案科を卒業し、
百貨店や呉服専門店で意匠の仕事に従事した後、
25歳頃より家業である截金を継いだ。
截金を工芸作品として屏風(びょうぶ)、額(がく)、
衝立(ついたて)、茶入れや飾箱に応用し、東京・赤坂の迎賓館へ
四曲一双屏風「霞文(かすみもん)」を納入するなど工芸分野としての
基盤を築いた。特に屏風や額などの平面な作品に截金を施す際、
海の中に生息する魚や海草、薄の穂、牡丹・紫陽花・菊・椿の
華を写実的に表現したという点において彼の作風が際立っている。
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