黒田如水・長政親子に従って渡来した朝鮮の名工八山によって開窯、御用窯とされたのが高取焼の起源。その高取焼の技法を受け継いだ味楽窯は、平成13年11月に15代亀井味楽を襲名した長男・正久氏が窯を引き継ぎ伝統の技を守り続けている。十四代味楽は「又生庵」の号名を受け、現在も作陶を続けている。昭和52年には市の無形文化財にも指定されている。主に、茶入、水指、菓子器、茶碗、花入を製作している。