瓶掛（びんかけ）というのは茶道で使われる道具で、寄り付きや盆略点、茶箱点で使用されます。
火鉢や小さめの風炉を指しており、素材には金属や陶磁器のものがあります。
箱書きの「砂張銅箪瓢瓶掛」。間違えて「瓢箪瓶掛」と読んでしまいそうですね。「箪瓢（たんぴょう）」というのは上が大きく、下が小さく膨らんだ形のことをいい、瓢箪を逆さにしたような形からその名が付きました。
今回お買取りした瓶掛は鋳物師の彦兵衛の作品でした。
鋳物師というのは鉄や銅の鋳造を行う職人のことで、茶道では鉄瓶や風炉釜、香炉など金属製の品が多く使用されています。
また抹茶碗や水指、濃茶器など陶磁器を使用する道具も沢山あります。
いわの美術では茶道具の買取は幅広く行っており、金属製の風炉釜や陶磁器の茶碗、他にはガラスの鉢など様々なお品物のお買取りが可能です。
亡くなった家族が茶道を教えていた、昔習っていた、など不要になった茶道具はありませんか？茶道具の買取はいわの美術にお任せ下さい。
