色絵三人形唐銅蓋置

今回、いわの美術がお買取りしたお品物は色絵三人形唐銅蓋置で、京都の釜師・山本閑浄の作品です。
唐銅(からかね)は銅、錫、鉛で鋳造したものの事で、茶道具では蓋置の他にも建水や風炉などに使用されています。

お買取りした色絵三人形唐銅蓋置は三人形という千利休が選んだ七種蓋置の1つに数えられています。
三人の唐子が外向きに手を繋いでいるのが特徴で、三体のうち一体だけが異なる姿をしており、その人形を正面とします。
今回の色絵三人形唐銅蓋置の場合、髪型が違う人形が正面となるお品物でした。
共箱付で、大きな傷も無く良い状態でお譲り頂きました。

七種蓋置には三人形の他にも「火舎」「五徳」「三葉」「一閑人」「栄螺」「三人形」「蟹」があり、こちらもいわの美術では買取を行っております。
今回、お買取りしたものは唐銅で作られている三人形の蓋置でしたが、七種蓋置には陶器製の作品もございます。
七種揃っての買取ですと、一種類ずつ買取を行うよりは買取額が高くなっておりますので、ご売却をお考えの七種蓋置がございましたら、いわの美術までお問合せ下さい。

いわの美術では、七種蓋置の他の茶道具買取も行っております。
お茶会用はもちろん、練習用の茶道具はまとめてであれば買取る事が可能ですので、ご処分をお考えの茶道具がございましたら、捨ててしまう前にいわの美術までご相談下さい。