高橋道八は京焼の陶芸家で、こちらの茶碗は七代目高橋道八の作品でした。
高橋道八をはじめ、酒井田柿右衛門や清風与平など、陶芸家の中には代々名を受け継いでいる方が大勢いらっしゃいます。
そういった方々の作品ですと何代目の作品か、ということでも評価が変わってきてしまいますので、お問合せの際、作家さんのお名前だけでなく何代目か、ということもお伝え下さい。
高橋道八は複数の号を用いており、歴代道八の中には『華中亭道八』や『仁阿弥道八』などの銘を残している方もいます。
今回お買取りした七代高橋道八の茶碗には道八、とだけ陶印があります。
木箱を見ると七代の作品だと言うことが分かりますが、この木箱がない茶碗だけの状態ですと何代目の作品かを特定するのが難しい場合もございます。
茶道具の処分やご売却の際に木箱は邪魔だからと捨ててしまう方もいらっしゃいますが、こういった木箱の有る無しも評価に関わりますので、出来るだけ捨てずに取っておいてください。
高橋道八の作品お持ちではありませんか?七代高橋道八は歴代道八の作品をよく研究し、仁清写の茶碗や菓子器など色絵磁器を究めた方です。
また七代高橋道八に限らず、歴代高橋道八の作品は広く買取を行っています。お品物に 道八 と書かれていたら、高橋道八の作品かもしれません。
高橋道八の作品買取はいわの美術にお任せ下さい。