江戸後期の茶碗師。楽家十代。九代了入の次男。京都生。幼名は市三郎・惣治郎、名は吉左衛門、別号に秀人がある。了入に師事し、17才で家督を継ぎ襲名した。千宗旦から一字を贈られ、旦入と号する。嘉永7年(1854)歿、60才。