今回、いわの美術がお買取りしたお品物は、七世 吉向蕃斎の織部茶碗です。
七世 吉向蕃斎は吉向窯の7代目の当主として襲名し、大阪で200年以上続く吉向窯の伝統技法を守りながら鮮やかな色彩とぬくもりのある形を生かした制作活動を続けてきました。
お買取りした茶碗は織部焼で、織部釉と白のコントラストが絶妙で、茶碗以外にも使えるようなモダンさも兼ね備えたお品物でした。
今回のお買取りでは茶碗でしたが、七世 吉向蕃斎は香合、水指、食籠(じきろう)、壺などの茶陶の制作を行っております。
特に鶴や亀をモチーフにしたものも多く制作しており、これは初代が時の将軍家の慶事に際し、鶴と亀の食籠を献上し、亀の食籠が非常に気に入られ、「亀甲」即ち「吉に向かう」にちなみ「吉向」の窯号を贈られた事が関係しています。
同じ作家が作ったとは思えないほど、色鮮やかな作品は、コレクターも多くいわの美術では七世 吉向蕃斎の作品の高価買取を行っております。
ご自宅に七世 吉向蕃斎の作品がございましたら、お電話、メールにていわの美術までご相談ください!!