今回お買取りさせて頂いたお品物は茶入の肩衝です。
肩衝というのは茶入の種類の一つで、肩が横に張り出した形をしています。
茶道では抹茶を入れる容器として価値が高く、室町時代特に優れた茶入には銘が与えられ、「名物」と呼ばれました。
有名な名物茶入には九十九髪茄子や、初花、楢柴などがあります。
名物茶入は多数の写しが造られており、いわの美術でも名物茶入の買取実績は数多くあります。
出来の良い茶入や、有名作家の作られた茶入は高価買取が可能です。
また茶入は多くの場合、蓋が付いています。この蓋が象牙で作られた象牙蓋ですと、茶入本体も良い作家の作品、出来の良い品である可能性が高くなります。
茶入、お持ちではありませんか?
いわの美術では茶入買取に力を入れています。
今回お買取りした肩衝茶入は13代高取八仙の奥様、高取喜恵さんの作品です。
高取焼は遠州七窯の一つに数えられ、江戸時代より御用窯として知られる伝統ある窯です。作者の高取喜恵さんは13代高取八仙の妻であり、夫の13代高取八仙さんに師事もしています。
作品の肩衝茶入は高取焼独特の繊細で華麗な釉薬の使い分けがなされています。また共箱、象牙蓋と仕覆もあり、とても良い状態、良い作品の買取りとなりました。
いわの美術では高取焼の茶道具買取を行っています。
高取焼では今回お買取りした高取喜恵の他に、亀井味楽や鬼丸雪山といった有名作家もいます。
亀井味楽の作品、鬼丸雪山の作品お持ちではありませんか?
ご売却、ご処分をお考えの際は是非いわの美術にお問合せ下さい。