今回お買取りしたのは台子皆具です。
台子皆具というのは真台子に合わせる、水指、杓立、建水、蓋置の4種で、同一の素材、同一意匠で揃えた物を呼びます。
例えば今回のお品物では仁清写の菊詰絵の水指、杓立、建水、蓋置の4種を合わせたこととなります。
また唐銅を素材に使用した皆具は真の皆具と言われ、金属製、陶磁器製の皆具にはそれぞれ使う場の向き不向きがあります。
いわの美術では皆具買取を行っています。
多くの場合、皆具の品は木箱に納められています。木箱に『皆具』と書かれたお品物はありませんか。
また木箱には作者の名前や、「唐銅皆具」「仁清写菊詰絵台子皆具」などお品物の名称は書かれていませんか?
いわの美術では皆具をはじめ、茶道具の買取を行っています。
「母がお茶を教えていた」「昔習っていた道具がある」など、お手持ちの茶道具のご処分をお考えの際は是非いわの美術にご相談下さい。