今回、いわの美術でお買取りしたお品物は高田湖山の上野焼の茶碗です。
上野焼は福岡県田川郡香春町、福智町、大任町で焼かれる焼き物で遠州七窯の一つとして茶人に好まれています。
明治になると衰退していきましたが1902年に復興し、1983年には当時の通産省によって指定伝統的工芸品の指定を受けました。
上野焼は他の陶器と比べると土の質感に比べ器が軽いのが特徴です。
仕様する釉薬の種類も多く、窯変によって作られるので、1つとして同じものは作れないといわれています。
高田湖山(たかたこざん)は上野焼の伝統工芸士で、福智山麓ののどかな山あいに高田窯を構え、作陶に励んでいます。
作陶を始めたのは戦後からで、当初は次の職が決まるまでの3年間だけ手伝いをするつもりでした。
しかし、上野焼の魅力に引き込まれ10年の歳月が過ぎ、そのまま独立しました。
今では窯炊が始まると丸2日館、窯のそばを離れず食事も窯の前で行います。
高田窯は小笠原宗家の御指定を受け、一年を通して茶人が訪れるほど有名で、高田湖山の作る茶碗には定評があり、中古品としても需要がございます。
そのため、いわの美術でも高田湖山の茶碗の買取を行っております。
茶碗の買取では共箱と呼ばれる木箱のある・なしによって買取額が変わってきます。
汚れていたり、壊れていても作品とご一緒にしておいてください。
また、共箱がない茶碗でもいわの美術ではお買取りさせていただきます！！
ご自宅に仕舞いっぱなしになっている高田湖山の茶碗はございませんか？
この機会にぜひ、いわの美術までお電話、メールにてお問合せください！！
