こちらは世田谷区でお買取りさせて頂きました、加藤幸兵衛の銘々皿です。
5種類の絵柄が2枚づつに描かれており、合計10枚の角皿が木箱に収まっていました。
雅味溢れる仕上がりの角皿で目立ったキズもなく綺麗なお品物でした。
乾山写の秀麗な図柄がそれぞれに描き込まれ、四季折々の草花がとても鮮やかで目を引きますね。
加藤幸兵衛は美濃の陶芸家で、代々家業の幸兵衛窯を引き継いでいます。
幸兵衛窯は長く続いている窯ですが、現在の幸兵衛窯は5代加藤幸兵衛が築き上げたことで知られています。
また5代加藤幸兵衛の息子、加藤卓男はペルシャ釉の研究を行い、「三彩」の重要無形文化財保持者となりました。
5代加藤幸兵衛の作品、加藤卓男の作品、幸兵衛窯の作品、いわの美術ではいずれも買取対象です。
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