こちらの抹茶碗は杉並区でお買取りさせて頂きました。
碗一面に描かれているのは仁清写しの武蔵野の景色です。
満月の下でそよぐ芒が鮮やかに際立って描かれています。全体的に落ち着きのある風合いと、深く色付いた草木からは秋の情景が感じられますね。
通次阿山さんは京都出身の作家で、池田道夫に日本画の指導を受け、陶芸を父寛斎に学び、繊細な絵付けの京焼を制作しています。
裏には「阿山」と陶印があり、とても分かりやすいですね。
通次阿山さんは抹茶碗だけでなく、水指や蓋置等の茶道具も作陶しています。
ご自宅に茶道具はありませんか。
いわの美術では、昔習っていた、友人から贈られた等、所持しているけれど使用していない茶道具買取り致します。