山本秀峰は伝産協会指定伝統工芸士に認定されている彫金師で、坂田七太郎に師事して彫金技術を学びました。
戦時中は材料不足のため制作することができず、制作活動を一時中断していました。
戦争が終わるといち早く独立自営を果たし、活動を再開します。
特に肉彫、肉象嵌技法の花瓶や薄端を得意とし、多くの作品を制作しています。
今回、お買取させていただいたお品物はそのうちの一つである皆具です。
皆具とは茶の湯で台子(だいす)や長板に飾る茶道具一式の事で
風炉・釜・水指・杓立て・建水・蓋置きなどをいいます。
お茶道具は皆具の他にも茶碗や釜などたくさんの種類がございます。
いわの美術では、今までにたくさんのお茶道具をお買取してきた
実績がございますので、ご処分をお考えのお茶道具がございましたら
是非、いわの美術までご連絡ください。
いわの美術では、「昔、お教室を開いていた母のお茶道具が
押し入れいっぱいにあるんですが、処分したいので来ていただけますか?」
というご依頼を良くお受けします。
現場に向かうと「古いものだし、よく分からないので
捨ててしまおうかと思っていました」なんて言われるお品物が
高額だったりすることもありました。
遺品整理やご自宅の整理などで昔に使用していたお茶道具が出てきましたら、
どんなに汚れていようが捨てずに、いわの美術にお任せください!!