今回、いわの美術がお買取したお品物は長谷川青峯の鼠志野茶碗です。
長谷川青峯は美濃の地で6年間修行を積み、現在は神奈川県津久井郡に日向窯を築き、宮中料理指南役古典料理研究家であった祖父の志を受け継ぎ、織部、志野、伊賀などで茶道具や懐石道具を中心に作陶を続けながら研究に励んでいます。
今回お買取りした長谷川青峯の鼠志野茶碗は、下地に鬼板と呼ばれる鉄化粧を施し、文様を箆彫りして白く表し、さらに志野釉をかけて焼く技法を用いているもので、鉄の成分によっては同じ窯で焼いても赤褐色もしくは鼠色に焼き上がるため、焼いてみないと分からない部分もあります。
今回はシミや汚れ、ひび割れなどもなく、共箱もきれいな状態でしたので、そういった部分を考慮して買取を行いました。
いわの美術では長谷川青峯の作品の買取を行っております。
今回のように共箱がご一緒であれば長谷川青峯の作品という事は簡単に判断する事ができるのですが、共箱がない場合、陶印などを見て判断しなければなりません。
知識のある人間であれば陶印を見れば誰の作品なのか分かりますが、ほとんどの人が陶印を見ただけでは誰の作品なのか判断するのは難しいと思います。
そんな時はいわの美術までメールかオンライン査定でお問合せ下さい。
いわの美術のメールやオンライン査定は画像を添付する事ができ、添付された画像を見て簡易査定を行っております。
お品物の数などによって出張買取で対応する場合もございますので、まずはご相談下さい。
もちろん、お電話でのお問合せも大歓迎ですので、長谷川青峯の作品を含め売却をお考えのお品物がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。