今回買取したお品物は、日本のみならず海外でも活躍していた瀬戸浩の「板皿」という作品です。
瀬戸浩は徳島県生まれの益子焼作家で、京都市立美術大学工芸科を卒業しています。
若い頃からクオリティの高い作品を作っており、特に技術習得の速さは群を抜いていたといわれています。
そんな瀬戸浩の作品といえばストライプ文様が代表的ですが「用の美」も重視しており、かたづけやすいように重ねて仕舞える形状にし、裏面もテーブルに傷が付きにくくなるように滑らかに仕上げるなど手が込んでいます。
今回お買取となった瀬戸浩の作品は共箱付きで、酷く目立つようなキズや割れなどもなく、様々なシーンで活躍しそうな素敵なお品物でした。
瀬戸浩は、アメリカのインディアナ大学や南コロラド州立大学などで講師をつとめた他、個展を開催するなど世界的にも活躍しています。
また、アメリカから帰国後はオブジェ風の作品も展開しており、「原色による試み」や「建築空間の為に」などの個展を通じてこれまでの陶芸だけではなく、新たな芸術への模索を続けていました。
その後、オーストラリアやフィリピンでも活躍し、後にJR宇都宮駅の陶壁制作も行っています。
このように幅広く活躍した瀬戸浩の作品買取にいわの美術は力を入れています。
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