今回お買取した杉本貞光の茶道具は、渋紙手茶碗です。
この名前は、素地の赤と鉄釉が融和することで和紙に柿渋を塗った渋紙のように見えることから、渋紙手と呼ばれています。
お買取した茶道具の作者は東京都出身の杉本貞光(すぎもとさだみつ)という現代陶芸界の名匠の1人に数えられている陶芸家で、「侘び寂びの美」を究極とし、海外で知られるようになっても実直に自身の感性と向き合う姿に、多くのファンが胸を熱くするそうです。
そんな人気のある杉本貞光の作品買取となったわけですが、今回お買取したお品物は茶碗で、外箱付きで茶碗自体も割れやキズも無く、素朴で古い茶碗のように見えますが、可愛らしいイノシシの子供瓜坊にも見える事から「瓜坊」という銘が付けられていました。
侘び寂びを感じる素敵なお品物ということもあり、高価買取となりました。
今回お買取した茶道具は、サラリーマンから陶芸家へと転身した杉本貞光の茶碗でした。
杉本貞光は、多摩美術大学を卒業後、サラリーマンを経験しており、33歳の頃に信楽山に穴窯を築き作陶を開始しています。
後に、大徳寺の立花大亀大師と出会い、「侘び寂び」の茶陶を学び、その「侘び寂び」を現在も追究し続けています。
杉本貞光は研究熱心ということもあり、デビューの信楽から始まり、伊賀・楽・高麗・織部など様々な種類での桃山陶芸を表現しています。
そんな「侘び寂びの美」を追究している杉本貞光の茶道具買取に、いわの美術は力を入れています。
人気作家の杉本貞光の茶道具であれば高価買取が期待出来ますので、お引越しなどの仕方のない整理で杉本貞光の茶道具の買取先をお探しであれば、杉本貞光の茶道具買取実績がしっかりとある、いわの美術まで、お電話、メールにて気軽にご相談下さい。