今回、いわの美術がお買取したお品物は中国の陶芸家・黄雲鵬の作品です。
共箱付、目録書付で買取を行い、共箱には「青花」とだけ書かれており、目録書には「青花蜜柑水指」と書かれていました。
この「青花」とは「青い文様」という意味を持ち、日本では「染付」と表現し、お買取したお品物のように白地に青い文様を描き出しているという特徴があります。
目録所は作品を保証する保証書の役割を持っており、陶芸作品など美術品の買取では作品の真贋を保証する書類などがご一緒ですと評価は高くなり、高価買取となる作品には一緒になっている事が多い傾向にあります。
今回、お買取した黄雲鵬の青花蜜柑水指は傷や汚れがなく保存状態が良かった事、共箱や目録書などの付属品がしっかりとあり、こちらも傷や汚れなどがなかった事が高価買取へと繋がりました。
いわの美術では黄雲鵬の作品の買取を行っております。
黄雲鵬は中国の陶芸家ですので日本での評価はまだそれほど高くはありませんが、磁都と呼ばれ宋代の真宗皇帝の景徳年間に宮廷に納める磁器を作っていた景徳鎮で作品を制作している事もあり、陶芸ファンから注目されている作家です。
黄雲鵬は景徳鎮陶磁学院に入学し、彫塑を学んでいましたが陶磁美術史論と古陶磁鑑賞に夢中になった事がきっかけで、卒業後に景徳鎮で研究を重ねその研究成果をもとに作品制作にあたっています。
黄雲鵬は古陶磁の復古には定評があり、歴史の研究として高い評価を受けています。
そんな黄雲鵬の作品をお持ちではありませんか?
いわの美術であれば黄雲鵬の作品買取の実績を持っており、査定・見積も無料で行っておりますので、まずは買取額だけでも知りたいという方でもお気軽にお問合せ下さい。
また、黄雲鵬以外の作家の作品、古い時代の作品もしっかりと評価して買取を行っておりますので、お気軽にご相談下さい。