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中里隆 唐津南蛮輪花皿

作家名: 中里隆
更新日: 2015/10/11

中里隆の唐津南蛮輪花皿買取ました

今回は中里隆の唐津南蛮輪花皿を五枚まとめてお買取致しました。

中里隆は、頭髪モジャモジャ、口ヒゲモジャモジャの仙人の風貌が特徴の唐津の怪人とも呼ばれる、個性派の作家です。


中里隆は父親に十二代中里太郎右衛門、兄は十三代中里太郎右衛門と中里重利という陶芸一家の五男として生まれました。

陶芸家として恵まれた環境に生まれながらも、中里隆はデザイナーになることを夢見ていましたが、根っからの勉強嫌いが災いし、入れる学校がなかったため、やむを得ず身近な陶芸の世界に入りました 佐賀県立窯業試験場で基礎を学び、アメリカ、ヨーロッパ、中近東、東南アジア、韓国を旅して見聞を広めました。

その後、中里隆は、種子島で開窯し、焼き締めの手法を会得し、その豪放磊落な作風が高く評価されるようになり、現在では日本のみならず世界でも人気の作家です。

今回は、小振りながらも、ゴツンとした中里隆らしい豪快奔放な野性味あふれる唐津南蛮輪花皿をお買取させていただきました。

中里隆の作品買取ます

中里隆は、中里太郎右衛門、中里重利との中里三兄弟の中でも、最も特異な存在であるといわれます。

唐津の典型は優しくて温か味のある絵唐津などがあげられますが、中里隆の南蛮唐津や唐津南蛮と呼ばれる作品は、豪快奔放で、男性的な焼き締めで、唐津焼としては破格の存在と評価されています。


中里隆は2014年には喜寿を迎えており、普通の陶芸家であれば守りに入る年頃ですが、現在も世界各地の窯場を巡って、新しい表現を追求し続けるエネルギー溢れる作家です。

中里隆は、観賞用の陶器には興味がなく「陶器は料理を盛って初めてその完成を見る」との信念から、作品は主に日用雑器の小鉢、皿、徳利、マグカップ、湯呑みのほか、茶碗などの茶陶も展開しています。


いわの美術では、中里隆の作品買取を行っており、やきものの知識に長けた買取専門のスタッフがしっかりと作品価値を見極めた買取査定・評価を行っております。

買取を依頼するのが初めてといった方にも、丁寧にわかりやすい説明を心掛けておりますので、ご売却をお考えの中里隆の作品がございましたら、お気軽にお問合せください。

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