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赤織部火入

作家名: 加藤芳右衛門
更新日: 2015/6/20

加藤芳右衛門の作品買取ました

今回、いわの美術がお買取したお品物は、加藤芳右衛門の赤織部火入です。
茶道を習っていた方からのご依頼で、出張買取にてお買取したお品物です。
今回お買取した加藤芳右衛門の赤織部火入の他にも、茶碗や水指、釡などたくさんの茶道具をまとめてお譲り頂きました。


その中でも一際目立っていたのが、こちらの加藤芳右衛門の赤織部火入でした。
織部焼独特の形状とデザインがとても印象深く、赤織部という事で素地に赤土を使っているので、全体的に赤みを帯びています。
更に白泥で文様を描き、その上に鉄砂で線描を施している手間の掛かった一品です。
今回は共箱付で、目立った使用感もありませんでしたので高い評価で買取を行いました。
茶道具買取で重要なのは作家もそうですが、使用感や共箱などの付属品の有無などで買取額が変わってきます。
ご売却の際は、必ず付属品はご一緒にしておいて下さい。

加藤芳右衛門について

加藤芳右衛門は美濃大平の陶祖加藤景豊(加藤五郎衛門景豊)の流れを汲む加藤十右衛門の長男で、加藤十右衛門は桃山の写しの名工として知られています。
父親が亡くなってから、父親の八坂窯を継承し、桃山風を基調にしつつ独自の「はんなり」とした作風に人気があります。
特に千家系の道具との取り合わせもし易く、日本中の茶会にて愛用されるほどの人気を持っています。
八坂窯を継承する前は十鳳の号を用いて作陶をしていた事があり、初期の作品には十鳳の号が刻まれています。
また、兄弟も陶工として活躍しており、加藤十右衛門の次男・光右衛門、三男・弥右衛門と共に加藤三兄弟ならぬ三右衛門として有名です。


そんな加藤芳右衛門の作品のご売却をしませんか?
いわの美術では加藤芳右衛門の作品の買取を強化しており、年間に多くの買取実績がございます。
共箱があれば加藤芳右衛門の作品とすぐに判断する事ができますが、そうでない場合、陶印や作風などで見極めなければなりません。
いわの美術では焼物に精通した鑑定人が在籍しておりますので、加藤芳右衛門の作品かもしれない・・・というお品物でもしっかりと鑑定させて頂きます。
加藤芳右衛門の作品のご売却でお困りでしたら、まずはいわの美術までご相談下さい!!

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