こちらのお写真は、以前お買取致しました八代高橋道八の黒釉金銀笹茶碗です。
八代高橋道八(物故)は、宝暦年間より続く京焼の名門に生まれ、父 七代のもとで修業を積み、家風の仁清写・乾山写や、金襴手の技法を得意としました。
八代高橋道八は、常に新しい感覚を追求しつつ、黒釉を主とした色絵、金彩画は特に評価が高いとされています。
高橋道八の作品には、八代に限らず、今回お買取のような黒釉の地に金彩、銀彩画の意匠がよくみられますが、今回買取の八代高橋道八の抹茶碗も素地の黒釉に描かれた金銀の笹竹が華やかに映えた作品です。
見込みにも金銀の笹が描かれ、お茶を点てた際にも、その緑とのコントラストが美しい風情ある作品です。 買取査定の際は、市場でも人気の高い八代高橋道八であることも加味して、一部作品に汚れがみられたもの、好評価にて買取させていただきました。
いわの美術では、高橋道八の作品を積極的に買取しています。
高橋道八は京焼(清水焼)の窯元の当主が江戸時代より代々受け継ぐ名跡です。当代は、今回買取した八代の亡くなった後、八代の次女が九代として襲名し、窯を守り続けています。
特に、二代高橋道八は、「仁阿弥道八」の名で著名ですが、どの代も茶道具、煎茶器の名品を輩出し続けてきました。
いわの美術では、いずれの代の高橋道八の作品の買取も行っておりますが、買取査定や評価などは、何代の作品であるか、また作品の出来や状態、付属品の有無などによっても異なります。
一概に、何代目の高橋道八の作品であるから、買取査定額がいくら…とご案内することが難しいため、ご売却をご予定の高橋道八の作品がございましたら、作品や共箱などのお写真をお撮りいただき、弊社宛、メールに添付してお送りいただけますと、具体的な買取査定額がお出ししやすくなります。
高橋道八の作品買取に力をいれているいわの美術では、作品により高価買取も行っています。高橋道八の作品買取なら、買取実績豊富ないわの美術にお任せください。