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儀同藤四郎 三段重箱

作家名: 儀同藤四郎
更新日: 2015/3/7

儀同藤四郎の三段重箱買取りました

今回お買取致しましたのは、紅白梅の蒔絵が施された三段重箱です。

紅白梅はお目出度い図柄として古今東西の多くの人に親しまれてきたもので、白梅には焼金という純金が使われた儀同藤四郎作の重箱をお買取しました。 儀同藤四郎は会津塗の儀同漆器工房を設立した板物塗師です。儀同藤四郎は、重要無形文化財保持者(人間国宝)赤地友哉より髹漆の指導を受け、全国伝統的工芸品展内閣総理大臣賞、全国漆器展工業技術院長賞などの受賞経歴を有し、その作品は皇室へ買上されたこともあるという伝統工芸士です。


お買取した本漆塗の三段重箱は、漆器の木地に漆を塗った麻布を張り、さらに上漆をかけて仕上げた上質の堅地漆器で、作成には大変手間がかかるというお品です。折角のお品でしたが、黒地部分にキズがみられ、買取査定ではマイナス評価となりましたが、他の懐石道具とあわせて買取を行いました。

懐石道具買取ます

いわの美術では、懐石道具、懐石道具一式買取を行っています。 茶事にだされる食事(懐石)に用いられる懐石道具には、家具と器物と酒器があります。

懐石家具には、折敷、両椀、煮物椀、吸物椀、八寸、飯器、杓子、湯桶、通盆などがあり、懐石器物には、向付、焼物鉢、漬物鉢、預鉢、酒器には、銚子、引盃、盃台、徳利、石盃などがあります。 懐石道具には焼き物もありますが、漆器が中心となっています。


買取の際は、大量生産品ですとお買取が難しい場合もございますが、作家物や書付のある物であれば、多少状態が悪くても高価買取となるケースもございます。漆器の懐石道具は、湿気が多いとカビてしまい、乾燥が激しいと漆器の剥がれや木地の割れ、歪みが発生するなどお手入れにも気を使わなければなりませんが、買取評価ではそういった保存状態も査定のポイントのひとつとなっています。 大量の懐石道具のお買取をご希望であれば、日本全国出張買取も行っておりますので、買取の問い合わせの際は、あわせてご相談下さい。

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