今回、いわの美術がお買取したお品物は、竹寿棚(ちくじゅだな)で、岩倉隆弘峯の作品です。
竹寿棚は、裏千家十五世・鵬雲斎(ほううんさい)が好んだ棚で、黒塗の二本柱で天板と地板は六角形になっており、小口には白竹の割竹を張り、柱の外側に一節の白竹の割竹を縦二本並べて張り、地板の前後左右に足が付いている小棚です。
竹寿棚は、炉、風炉どちらの季節にも使用する事ができ、逆勝手の点前でも使用する事ができます。
組み立て式で、大きな傷や汚れ、破損もなく共箱付での買取となりました。
棚物は、売却に困る茶道具の一つで、茶道具を専門に買取を行っている所でないとなかなか買取ってもらえません。
棚物の買取でお困りの方は日本全国で茶道具の買取を行っている、いわの美術までお電話、メールにてお問合せ下さい。
岩倉隆弘峯は、石川県山中市に生まれで漆器の町で育ちました。
そのため山中塗の作家として活躍しており、1950年に隆弘峯を名乗り作家として本格的に活動を始めました。
60歳の還暦を迎えると、隆斎と改号しているため、作品には「隆弘峯」と「隆斎」の2つの号が存在します。
また、岩倉隆斎(隆弘斎)の後継ぎとして岩倉史幸がいらっしゃいます。
岩倉隆弘峯は、棚物、香合、茶器などの茶道具を中心に多くの茶人好みの作品を造り続けています。
岩倉隆弘峯の作品のご売却をお考えでしたら、岩倉隆弘峯の作品の買取実績を持つ、いわの美術にお任せ下さい!!