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行雲棚

作家名: 作者不明
更新日: 2014/7/27

行雲棚の買取を行いました!!

今回、いわの美術がお買取したお品物は行雲棚です。
棚物は茶席の道具畳に据えて、点前に際し茶道具を飾り置く棚として重要な役割があり、四畳半以上の広間の点前で使用します。
季節や茶席に合わせて使用される棚物が使い分けられており、台子、大棚、小棚、仕付棚、箪笥に分類する事ができます。


今回お買取したものは行雲棚(こううんだな)という小棚で、天板と地板には松材に拭漆が塗られ、桑材の四本柱の二重棚という構造で、中板が楓材、勝手付に桜材の脇板、客付に行雲透しのある梅材の脇板を渡し、勝手付と向うに白竹を渡し流水透しのある玉椿材の腰板をはめ、客付には黒柿材の横桟を二本渡しているという口頭で説明すると複雑に感じてしまうかと思いますが、簡単にすると色々な木材を使用して作られているちょっと変わった棚という事です。
裏千家十五世・鵬雲斎が好んだ棚として知られており、行雲と流水の透しがあるため「行雲流水(こううんりゅうすい)」からその名が付けられました。


お買取したお品物は一部、スレ傷がございましたが、大きく目立ったものではなかったため、良い評価での買取となりました。
収納する外箱も付いており、こういった付属品は買取る時に条件が有利になる場合もございます。

棚物買取ます!!

いわの美術では茶道具全般の買取を行っており、棚物も買取対象のお品物です。
あまり使用感が感じられず、綺麗な状態ですと買取額が高くなります。
また、作家や有名神社仏閣などの古材を使用したものは付加価値がありますので買取額が高くなります。
棚物のほとんどが組み立て式となっており、収納するためにはたたんでおく事ができますが、大きさによっては横幅があるため、たたんでも邪魔になってしまうため、使わなくなった棚物を処分したいと考える方もいらっしゃるかと思います。
使う予定の無くなった棚物がございましたら、いわの美術が買取致します!!
他の茶道具とご一緒にご売却をご希望であれば、出張買取で引き取らせて頂きます。
棚物のご売却をお考えでしたら、茶道具の買取に強い、いわの美術にお任せ下さい!!

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