今回、いわの美術がお買取りしたお品物は京焼作家、 三浦竹泉の染付煎茶器揃です。
宝瓶と呼ばれる手のひらに収まるほどの大きさの取っ手のない急須やお茶を飲むために必要な器などが一揃えになっており、京焼らしい染付のお品物でした。
三浦竹泉は京都五条坂で5代続いている京焼の作家で、茶陶を中心に制作を行っておりますが、初代が煎茶を好んでいた事から、煎茶道具を多く制作しております。
お買取りしたお品物も、煎茶を飲む時にも使用する事ができます。
また、宝瓶は京都宇治では玉露を飲む事が一般的で、玉露は抽出するお湯の温度が50℃と低いため、取っ手のない宝瓶が多く使用されており、京都宇治の家庭では急須ではなく宝瓶が食器棚に仕舞っている家庭も多いようです。
お買取りした三浦竹泉の染付煎茶器揃は、京焼は土の性質上、お茶の汚れが付きやすいのですが、目立ったシミや汚れ、欠けた部分もなく良い状態での買取となりました。
残念ながら共箱など茶器を収納する箱がありませんでしたので、その分がマイナス評価となってしまいました。
お茶の道具は大きく分けると茶道で使う道具と煎茶を飲む時に使用する道具と分ける事ができます。
煎茶道具は、陶磁器製で薄つくりの物が多く、派手な絵付けや緻密な絵付けをされている物が多く、全体的に華奢に見えるのが特徴です。
煎茶道具などの専用の道具は近所のリサイクルショップなどの総合買取を行っているお店で売却するよりも専門に扱っている業者やいわの美術のように独自の流通ルートを確保している買取業者の方がお品物の価値をしっかりと見定めて査定を行うため、高く買取ってくれます。
その中でもいわの美術が他の買取業者と違うのは、販売用の店舗を構えていないのでテナント料など余計な経費をかかっていないため、買取額にしっかりと反映させる事ができます。
煎茶道具の高価買取なら、年間に多くの煎茶道具の買取を行っているいわの美術にお任せ下さい!!