今回、いわの美術がお買取りしたお品物は水崎長寿の義山水指です。
義山とは、日本が鎖国をしていた頃の江戸時代に唯一交易が許されていたオランダが長崎から船に乗せて運ばれたガラスの事を「ギヤマン」と呼んでいた事から、ガラスの事を日本では「義山」と呼ぶようになり、ガラスの茶道具には「義山」と書かれる事が主流となり、現在もその名残を受けてガラスの茶道具に「義山」と名付けています。
お買取りした義山水指は、切子の技術が使われたこれからの季節のお点前にぴったりな涼しさを感じる清涼感あふれる水指でした。
作者の水崎長寿はガラスの茶道具を中心に制作を行う現代ガラス工芸作家で、ガラスの美しさを最大限にいかした茶道具に定評がございます。
水差以外にも棗、蓋置、茶碗などを多くの茶道具を手掛けています。
茶道では季節ごとにお点前で使用する道具が決められており、その季節に合った道具を選択して使用するため、茶碗や水指はガラス製の物が登場したり、茶掛や香合は夏を題材にした絵付けやモチーフが使われています。
また、広間の点前で使用する風炉先屏風も葦や透かしを施した清涼感を感じる事のできる物が使用されます。
このように夏の茶道具はこれからの時期に需要が増えますので、いわの美術でも買取を強化しております。
ご自宅で使用せず、眠ったままになっている夏の茶道具がございましたら、いわの美術までご相談下さい。
いわの美術では、お買取りできるお品物によっては日本全国出張費無料の出張買取にお伺いしております。
お問合せの際は、どのようなお品物をお持ちなのかお伝え頂くとお話しがスムーズに進みます。
茶道具の買取なら、年間に多くの買取実績のある、いわの美術にお任せ下さい！！
