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中川宋淵 茶掛

作家名: 中川宋淵
更新日: 2015/6/25

中川宋淵の茶掛買取りました

今回いわの美術がお買取りしたお品物は昭和の時代に活躍した禅僧、中川宋淵の茶掛です。


中川宋淵は1907年に山口県に生まれ、本名は基と言います。
中川宋淵が11歳の時に父親が亡くなり、母に女手1つで育てられ高校、大学へと進学しました。


その後、大学のクラブ活動で禅に触れた事がキッカケとなり、山梨県にある向嶽寺の住職、勝部敬学の元で仏教を学びます。

中川宋淵が仏教を学ぶために出家をした事は母にとって驚きの出来事となりました。

高校、大学とエリートコースを進んで、将来は安定の道を歩むと思っていた母はとても落ち込んだと言います。


出家後、向嶽寺から歩いて4、5時間程の所にある大菩薩峠に何度も足を運び木食の修行を重ねます。
修行を何度も重ねていたある日、中川宋淵23歳の時にある転機が訪れます。


静岡県の龍沢寺で住職をしていた山本玄峰と出会い彼の人間性に強く惹かれ、龍沢寺に転錫し、厳しい修行を積み、44歳で龍沢寺の住職となりました。
いわの美術では、山本玄峰の跡を継いで龍沢寺の住職となった中川宋淵の茶掛をお買取りいたします。

中川宋淵の作品買取りについて

中川宋淵は、龍沢寺の住職として活躍し、海外にも仏教を広め仏教の世界に貢献しました。

また、山梨県の俳人、飯田蛇笏に弟子入りして、俳句を学び俳人としても活躍します。


今回お買取りした茶掛は、俳人や、住職でも活躍した中川宋淵が実際に書かれた作品です。
紙に少しシミがありましたが、中川宋淵の作品とあって高評価にてお買取り致しました。


茶掛は茶道の際に部屋に飾り、お茶の世界では欠かせない物となっています。
いわの美術では、仏教を海外に広めた中川宋淵の作品をお買取り致します。
また、同じく昭和の時代に禅僧として活躍した柴山全慶の作品などもお買取り致します。
押入れの中に眠っている掛軸など御座いましたら是非一度いわの美術までお問い合わせ下さい。

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